犬の年齢の数え方!犬の平均寿命はどれくらい?

犬の年齢の数え方!犬の平均寿命はどれくらい?

犬は人間に比べて成長するスピードが速く、一生も短い動物です。
そんな愛犬と少しでも長く一緒に暮らしたいというのは、愛犬家なら誰でも思うはず。
同じ環境・同じ食事で育った犬同士でも、犬種や体のサイズなどによって犬の寿命は変わります。
犬と人間の年齢を比較して、愛犬との限られた時間をもっと大切に感じてみてはいかがでしょうか?

犬の平均寿命は14.19歳

犬の平均寿命は14.19歳

獣医療の進歩と飼育環境の向上により、犬の平均寿命はここ数年で大きく延びています。
一般社団法人ペットフード協会が実施した調査によると、2017年12月時点での犬の平均寿命は14.19歳。
体のサイズや犬種、個体差などを踏まえたうえで考えると、10~13歳が犬の平均寿命と考えてよいでしょう。

世界で1番長生きした犬は29歳

世界で1番長生きした犬は29歳

現在、もっとも長寿な犬として記録が残っているのは、1910年に生まれたオーストラリアンキャトルドッグのブルーイーです。
オーストラリアンキャトルドッグは昔から牧羊犬として人と共に暮らしてきた犬種で、もともと健康で長生きすることが知られています。
ブルーイーは29歳160日の出生年を確実に証明することができる長寿の犬として、今もなおギネスの世界記録に登録されています。
ちなみに、日本でもっとも長生きした犬は柴犬ミックスのプースケ(26歳248日)で、歴代長寿記録は世界で10位です。

犬の成長スピードは、人間の約4倍!

犬の成長スピードは、人間の約4倍!

個体差はありますが、犬は人間の約4倍で歳をとるといわれています。
犬の年齢を人間で換算した場合の目安を、わかりやすいように表にしてみました。

生まれてからの期間 体のサイズ別年齢表
小型犬 中型犬 大型犬
1ヵ月 1歳 1歳
2ヵ月 3歳 3歳 1歳
3ヵ月 5歳 5歳 2歳
6ヵ月 9歳 9歳 6歳
9ヵ月 13歳 12歳 8歳
1年 17歳 17歳 12歳
2年 24歳 24歳 19歳
3年 28歳 29歳 26歳
4年 32歳 34歳 33歳
5年 36歳 39歳 40歳
6年 40歳 44歳 47歳
7年 44歳 49歳 54歳
8年 48歳 54歳 61歳
9年 52歳 59歳 68歳
10年 56歳 64歳 75歳
11年 60歳 69歳 82歳
12年 64歳 74歳 89歳
13年 68歳 79歳 96歳
14年 72歳 84歳 103歳
15年 76歳 89歳 110歳
16年 80歳 94歳 117歳
17年 84歳 99歳 124歳
18年 88歳 104歳 131歳
19年 92歳 109歳 138歳
20年 96歳 114歳 145歳

表をみてみると、どのサイズの犬も圧倒的に人間より成長スピードが早いことが分かります。
私たち人間からすればたった1年間ですが、犬にとっては4年にも5年にもなる長い時間なんですね。

なお、成犬になってからの成長スピードは小型犬のほうが遅いため、大型犬のほうが先にシニア期に入ります。
小型犬の5歳はまだまだ若いですが、大型犬の場合はその辺りからシニア期に入ることが多いといえるでしょう。

大型犬は平均寿命が短い

大型犬は平均寿命が短い

大型犬は小型犬や中型犬と比べて老化スピードが早く、平均寿命も短い傾向があります。
なんとなく小型犬のほうが短命のような気がしてしまいますが、実は犬の寿命は体が大きいほど短いのです。

【サイズ別平均寿命】
小型犬(9kg未満)⇒14〜16歳
中型犬(10〜23kg未満)⇒10〜13歳
大型犬(23kg以上)⇒8〜10歳

大型犬の平均寿命が短いのは「内臓機能の発達が不十分なことで、細胞の老化が早い」ことが原因です。
細胞の老化スピードが早いということは、それだけ体の自由が利かなくなる時期がくるのも早いということ。
また、大型犬はガンなどの悪性腫瘍を発症しやすかったり、早くに足腰を悪くしやすかったりといった問題もあります。
もちろん全ての大型犬が短命なわけではありませんが、一般的には小型犬・中型犬よりも寿命が短いといってよいでしょう。

犬種によっても歳をとる早さは違う

犬種によっても歳をとる早さは違う

小型犬・中型犬・大型犬とそれぞれのサイズのうち、犬種によっても歳の取り方は変わってきます。
3つのサイズの中でもっとも平均寿命が長い小型犬ですが、中でも特に長生きなのはダックスフンドマルチーズチワワなどです。
しかしその反面、フレンチブルドッグなど短頭種と呼ばれる鼻のつぶれた犬たちの平均寿命は10〜13歳とやや短め…。

また、中型犬では柴犬など日本犬の寿命が比較的長く、大型犬ではラブラドール系の犬種が長生きしやすいといえるでしょう。
ちなみに、犬種の異なる犬同士を親に持つ雑種は純血種よりも免疫力が強いといわれており、そのぶん平均寿命も長い傾向があります。

犬の寿命を延ばすには、日々の生活から

犬の寿命を延ばすには、日々の生活から

たとえ寿命が短いといわれている犬種・サイズでも、毎日の生活を見直すことで寿命が延びる可能性は十分にあります。
そのためには、愛犬がかかりやすい病気やトラブルを把握し、食事や運動などで予防していくことが大切です。

【考え方の例】

・大型犬

老化を促進する活性酸素予防として、サプリメントを飲ませる。
シニア期に入ったら無理な運動は控えつつ、足腰が弱まらないように適度に歩かせる。

・フレンチブルドッグなどの短頭種

生まれつき呼吸がしづらいことで心臓に負担がかかりやすいため、太らせないようにする。
また、できるだけ内臓に負担がかからないように、塩分控えめの食事を与えるように心がける。

愛犬と過ごす幸せな時間は、永遠に続くわけではありません。
しかし、飼い主の心がけ次第では愛犬の寿命を今よりもっと延ばすこともできるのです。
少しでも長く一緒にいられるように、ぜひ日々の生活を見直してみてくださいね!