オーストラリアンテリア

オーストラリアンテリア

英名 Australian Terrier
原産国 オーストラリア
寿命 11歳〜15歳
サイズ 小型犬
体重 6kg〜9kg
体高 25cm〜27cm

オーストラリアンテリアの歴史

オーストラリアンテリアの歴史

オーストラリアンテリアは、ラフコーテッド・テリアと多種類の犬種をブレンドして作られた犬種です。
ラフコーテッド・テリアをはじめ、19世紀のオーストラリアには、多くのイギリス犬種が持ち込まれました。

オーストラリアの特異な気候や地形に耐えられる小型犬として誕生したのがオーストラリアンテリアです。
掛け合わされた犬種としては、スカイテリアやスコティッシュテリア、ヨークシャーテリア、マンチェスターテリアなど。
複雑で綿密なプログラムによって様々なテリア種との交配が図られた結果、1870年代に完成したとされています。

足が速く勇敢で、吠え越えも大きいオーストラリアンテリアは、番犬として長い間広く愛されてきました
畑を荒らすノウサギや人に害をなす毒蛇をとらえる狩猟犬だった時期もあり、幅広い活躍の場があったことが伺えますね。
特にオーストラリアンテリアは毒蛇の捕獲が得意で、ジャンプやツイストなど様々な技を持っていたようです。

作出後しばらくすると、オーストラリアンテリアの犬種クラブが結成され、1899年には正式な名前が付けられます。
1906年にはオーストラリア国内のドッグショーに登場、イギリスでもドッグショーに参加、ペットとして飼育されるように。
犬種としては、イギリスで1933年、アメリカでは1960年に公認されており、現在も安定した人気を持っている犬種です。

オーストラリアンテリアの特徴や性格

オーストラリアンテリアの特徴や性格

オーストラリアンテリアは、テリアのなかでも特に小柄な犬種です。
頭のてっぺんには柔らかい絹状の長い房毛を持ち、首の周りにはひだえり状の被毛があります。
胸の下にある長い飾り毛が特徴で、大きくピンと立った耳、尾は上を向いています。

オーストラリアンテリアは非常に賢く、テリア種のなかでは穏やかな性格をしています。
一般的にテリア犬種は気が強く興奮しやすいといわれていますが、オーストラリアンテリアはそれほどでもありません。
やんちゃで頑固な一面こそありますが、テリア種の中では飼いやすいタイプの気質といえるでしょう。

なお、オーストラリアンテリアは優れた視力・聴力を持っており、ドックスポーツ向きの犬種です。
何事にも前向きに取り組むことができるため、ドッグスポーツの練習時には自信を持って行動できますよ。

オーストラリアンテリアの飼い方

オーストラリアンテリアの飼い方

オーストラリアンテリアは相当量の運動が必要な犬種であり、散歩は毎日1~2時間ほど必要です。
小柄なわりにパワフルで、かなりのスタミナを持っているため、散歩時は歩くだけでなく、走り運動も取り入れて。
オーストラリアンテリアが思いっきり運動できるよう、適度にドッグランなどを利用するとよいでしょう。

なお、オーストラリアンテリアには穴を掘る習性があるため、庭に出す時には注意が必要です。
室内ではクッションやまくらなどを掘って穴を開けてしまうこともあるので、誤飲には気をつけてあげてくださいね。
怪我防止のため、フローリングの部屋には滑りにくいマットを敷き、関節への負担を和らげてあげましょう。

テリア種の中では穏やかなオーストラリアンテリアですが、けっしてしつけやすい犬種ではありません
頭が良いぶん、飼い主の上に立とうとする傾向があるため、しつける際は威厳とけじめを持って接することが大切です。
日常生活のなかでしっかりと信頼関係を築いていき、飼い主との主従関係をよく理解させるようにしましょう。

また、オーストラリアンテリアは毛量が多いため、こまめなブラッシングが必要です。
脇の下や内股の毛は毛玉になりやすいので、毛玉になる前によく解きほぐしておくことが大切です。
年に1度はプラッキング(毛を抜いて新しい毛を生育させるテリア種特有の技法)をしてあげると良いですね。

オーストラリアンテリアの毛色

オーストラリアンテリアの毛色

オーストラリアンテリアには、ブルー&タン、サンディー、レッドなどの毛色があります。
ブルー&タンは、スチール・ブルー&タン、ダーク・グレー・ブルー&タンなど、細かく分かれています。
いずれのカラーも犬種標準として認められていますが、最も一般的なカラーはブルー&タンです。

オーストラリアンテリアの気をつけたい病気や怪我は?

オーストラリアンテリアの気をつけたい病気や怪我は?

オーストラリアンテリアは「糖尿病・膝蓋骨脱臼・レッグペルテス病」に注意しましょう。

糖尿病とは、インスリンが正常に機能せず、血糖値のコントロールができなくなる病気です。
一度発症すると生涯にわたってインスリン注射の投与を行う必要があり、残念ながら完治することはありません。

更に、オーストラリアンテリアは「膝蓋骨脱臼」や「レッグペルテス病」にもなりやすいとされています。
膝蓋骨脱臼は、何らかの原因で膝のお皿が正しい位置から外れてしまい、痛みや歩行障害を起こす関節・骨疾患です。
対してレッグペルテス病は、大腿骨の血流が悪くなり、骨の変形や脚の壊死がみられる原因不明の病気です。

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