トイプードルは巻き毛だけじゃない!直毛タイプや成長による毛質変化について

トイプードルは巻き毛だけじゃない!直毛タイプや成長による毛質変化について

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トイプードルの特徴と言うと、くるっとした巻き毛をイメージする人も多いかもしれませんね。
しかし、トイプードルには「直毛」の子もいることを知っていますか?
この記事では、トイプードルにはなぜ「巻き毛」と「直毛」がいるのか、トイプードルの毛質変化について詳しくお話します。

トイプードルの巻き毛と直毛は何が違う?

トイプードルの巻き毛と直毛は何が違う?

ごくまれに「うちの子はトイプードルなのに巻き毛じゃない・・・大丈夫かしら?」と心配されている飼い主さんを見かけることがあります。
一般的にも「トイプードルは巻き毛」というイメージが根強いため、心配になってしまうのかもしれませんね。
しかし、それは元々の毛質の違いなので、何も心配しなくても大丈夫ですよ。

では、同じトイプードルという犬種でも、巻き毛と直毛の子がいるのはなぜなのでしょうか。
ここからは、巻き毛タイプと直毛タイプの違いについてお話していきます。

カーリーコート

いわゆる「巻き毛」で、よく目にすることの多いトイプードルは「カーリーコート」と呼ばれる毛質です。
さらに、カーリーコートの中でもフワッと柔らかい毛質の子もいれば、強くしっかりとした毛の子もいて、カールの強さにも個体差があります。

日本にいるほとんどのトイプードルはこのカーリーコートだと言われているので、「トイプードルは巻き毛」というイメージが強いのも自然なことかもしれませんね。

コーテッド

一方で、巻き毛ではなく「直毛」のトイプードルは「コーテッド」と呼ばれる毛質です。
カーリーコートのようなくるっとした巻き方ではないので「直毛」と表現されがちですが、真っ直ぐというよりも緩やかなウェーブがかったような毛質が特徴です。

先ほどもお話したように、現在日本にいるトイプードルのほとんどがカーリーコートだと言われています。
なので、このコーテッドのトイプードルは「レア」とも言えるかもしれません。

毛質が変わる理由①成長による換毛

毛質が変わる理由①成長による換毛

トイプードルを飼っている人の中には「直毛だったのに巻き毛に変わった」という飼い主さんもいるかもしれません。
実際に、トイプードルの毛質が直毛から巻き毛に変わることはあるのでしょうか?

まず考えられるのは「成長による毛質の変化」です。
トイプードルに限らず、犬には「換毛期」と呼ばれる季節の変わり目などに毛が生え変わる時期があります。
しかし、実はこの「換毛期」以外にも「成長期」や「休止期」など、犬の毛の生え変わりサイクルにはさまざまな時期があるのです。

こうして子犬から成犬へと成長する間にも、毛は少しずつ生え変わってそれに伴い毛質も変化していきます。
子犬の頃は、カーリーコートのトイプードルでもフワッとした柔らかい毛をしていますが、成長するにつれて毛質も段々と「大人の毛質」へと変化していくのです。

毛質が変わる理由②暑さ・寒さに備えた換毛期

毛質が変わる理由②暑さ・寒さに備えた換毛期

先ほども少しお話したように、犬には季節の変わり目の「換毛期」があります。

トイプードルの毛は「シングルコート」と呼ばれるタイプで、抜け毛が少ないのが特徴です。
しかし、換毛期はこれから来る「暑さ」や「寒さ」に備えてその季節を乗り越えるためのもので、言うなれば犬たちの「生きるための術」でもあります。
なので、この時期にはトイプードルも他の犬種同様に毛が生え変わるのです。

個体差はありますが、大体1ヶ月ほどで全身の毛が新しく生え変わります。
全身の毛が新しく変わるので、毛質も直毛から巻き毛になることは決して珍しいことではありません。

毛質が変わる理由③トリミングによる毛の強化

毛質が変わる理由③トリミングによる毛の強化

トイプードルを飼っている人の中には「トリミングを繰り返しているうちに毛質が変わった」と感じる飼い主さんもいるかと思います。

人間でも「剃ったら毛が濃くなった」というような話はよく聞きますよね。
犬でも同じで、「サマーカット」などでバリカンを使って体の毛を短くすると毛質が変わることがあると言われています。
直毛に近いトイプードルでも、こうしたことで巻き毛に変化していくこともあるのかもしれません。

サマーカット後に柔らかい毛質だったトイプードルが強くたくましい毛になった・・・という経験談もよく聞きます。
それを元々予想していればいいのですが、飼い主さんの中にはこうして毛質が変わることに対して後悔してしまう人が多いのが現状です。

サマーカットなど、毛を極端に短くする場合には「毛質が変わる可能性がある」ということを心に留めておきましょう。

毛質が変わったように見える場合もある

毛質が変わったように見える場合もある

先ほどもお話したようにトリミングで直毛から巻き毛に変わることもありますが、それとは反対にシャンプー後やトリミング後に「巻き毛から直毛に変わったように見える」こともあります。

トイプードルは巻き毛の子がほとんどなので、正確にカットするため、一般的にトリマーはシャンプー後はブラシで毛を伸ばしながら乾かしていきます
そのため、ペットサロンでシャンプーやトリミングをした場合は、“毛が真っ直ぐに伸ばされた状態”でおうちに帰ってくるのです。

こうして「トリミング後に毛質が柔らかく変わった」と思う飼い主さんも多いのですが、ただ毛をピンと伸ばしただけであって、根本的な毛質が変わったわけではありません。
数日すれば元の巻き毛に戻ります。

巻き毛も直毛も「個性」だと思って楽しもう

巻き毛も直毛も「個性」だと思って楽しもう

トイプードルの巻き毛と直毛の違い、毛質が変わる理由についてお話してきました。

「巻き毛と直毛どちらがいいの?」と考える飼い主さんもいるかもしれませんね。
また、毛質が変わることに対して残念だと感じてしまう飼い主さんもいるでしょう。

しかし、巻き毛と直毛のどちらであっても、その子の大切な「個性」です。
毛質の変化にはあまり過敏にならずに、その個性を楽しみながらトイプードルと暮らしていけると良いですよね。

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