
犬のシャンプー10選!フケやアレルギー、子犬など目的別にご紹介
定期的なシャンプーは、愛犬の皮膚・被毛の健康維持に欠かせないお手入れのひとつです。
とはいえ、犬用シャンプーといっても特徴は様々なので、正直どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
今回は、犬用シャンプーの種類や特徴、犬の肌質別におすすめのシャンプーを10点ご紹介します。
愛犬にぴったりのシャンプーを見つけて、毎日快適に過ごせるようにしてあげましょう!
目次
犬用シャンプーの種類は大きく分けて3つ

まずは犬用シャンプーの種類について知っておきましょう。
種類豊富な犬用シャンプーですが、大きくは以下3つのいずれかに分類されます。
一般シャンプー
その名の通り、一般的な犬用シャンプーです。
皮膚トラブルのない健康な犬に使用する前提で作られており、もっとも種類が豊富。
最近では、自然由来の成分のみを配合した低刺激シャンプーやオーガニックシャンプーなども売られています。
被毛の汚れを落とすだけではなく、毛に艶を出すトリートメント的な美容効果も期待できます。
薬用シャンプー
薬用成分をメインに配合しているシャンプーのことです。
皮膚疾患の原因になる細菌や真菌を除去することで、皮膚病の改善や予防につながります。
なかには刺激が強い商品もあるため、使用する際は分量や頻度に気をつけましょう。
無水シャンプー
無水シャンプーとは、水で洗い流す必要のないシャンプーのこと。
主に介護中のシニア犬やおふろ嫌いの犬、子犬の体をキレイにする際に使われることが多いです。
体に害のある界面活性剤などを含んでいないため、犬が舐めてしまっても安全です。
シャンプーは犬の肌質によって使い分けよう

犬用シャンプーを購入する時は、愛犬の肌質をあらかじめ確認しておくこと。
肌質に合わないシャンプーを使ってしまうと、かえって肌トラブルのリスクが上がってしまいます。
適切なシャンプーは季節によって変わるため、皮膚の状態に合わせて複数の種類を使い分けても良いでしょう。
【犬の肌質】
- ふつう肌(犬にとって理想的な肌質)
- 乾燥肌(被毛がパサついたり、フケが出たりする)
- 敏感肌(刺激に弱く、ちょっとしたことですぐに赤くなってしまう)
- 脂性肌(皮膚の脂分が多く、ベタつきやすい)
このうち、乾燥肌と敏感肌は「低刺激性の保湿シャンプー」がおすすめです。
対して脂性肌の犬には、細菌などの繁殖を防いでくれる「さっぱり系の薬用シャンプー」が良いでしょう。
肌質別!子犬にも使えるおすすめシャンプー

さて、ここからは犬の肌質別におすすめのシャンプーをそれぞれご紹介します。
特にデリケートな子犬の肌にも使える安全性の高い商品をピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。
ふつう肌には、コスパの良い一般シャンプー
ニチドウ ミラクル ゼネラルシャンプー
トリミングサロンでもよく使用されるシャンプーで、泡立ちが良いのが特徴。
少ない量でしっかり汚れが落ちるので、トリマーさんや飼い主さんの評判も上々です。
一般シャンプーゆえにコスパも良く、ふつう肌の愛犬用として十分なクオリティです。
クイック&リッチ トリートメントインシャンプー全犬種用リフレッシュサボン
速乾性のあるトリートメント成分が配合されており、水キレが良い!
ドライヤーの時間がかなり短縮できるため、乾かし嫌いのワンちゃんにもおすすめです。
2種類の保湿成分(シルクプロテインとローヤルゼリー)配合で、キレイな毛艶に仕上がりますよ。
乾燥肌・敏感肌には、低刺激性の保湿シャンプー
ペットキレイ 顔まわりも洗える 泡リンスインシャンプー 子犬・子猫用
こちらは、ポンプを押せば泡が出てくるタイプのシャンプーです。
もっちりとした泡は液だれしにくく、口や鼻周りなどデリケートな部分を洗う時に便利。
やさしく清潔感のある香りで、ニオイに敏感な愛犬にも安心して使えます。
A.P.D.C. ティーツリーシャンプー
泡立ち、汚れ落ち、ドライヤー後のふんわり感など、全体的に高評価なシャンプーです。
消炎作用や虫よけ効果を持つハーブ「ティーツリー」をはじめ、豊富な植物成分を贅沢に配合。
天然ハーブの優しい香りがほんのりと残るので、気分をリフレッシュしてくれます。
ハッピーピーター オーガニックホホバとティーツリー犬用シャンプー
毛穴の汚れをすっきり落とす「ホホバオイル」配合の、オーガニックの低刺激性シャンプーです。
皮膚への浸透力がかなり高いとされるエミューオイルとフコイダン配合で、皮膚の保湿効果もばっちり!
泡切れの良さと洗いあがりの良さ、乾きの早さが多くのトリマーさんに評価されています。
脂性肌には、さっぱり系の薬用シャンプー
薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー
高い殺菌作用のあるクロルヘキシジンを配合したシャンプーで、膿皮症の改善・予防に効果的。
殺菌効果が高いにもかかわらず皮膚への刺激が少ないため、多くの動物病院で取り扱われています。
ベタつきによる痒みや湿疹などの症状がみられた場合は、ぜひ試してみてくださいね。
薬用ノルバサンシャンプー
同じくクロルヘキシジン配合のシャンプーですが、こちらは真菌症の改善にも効果あり。
青くてさらさらしたシャンプー液はヌルつきが少なくため、洗い残しの心配も少ないでしょう。
低刺激でありながら殺菌・消臭効果は高いので、皮膚状態の良くない愛犬にも使うことができます。
おふろ嫌いの愛犬やシニア犬におすすめのシャンプー3選

シニア犬やおふろが苦手な愛犬には、無水シャンプーを使ってあげましょう。
通常のシャンプーよりも洗浄力は落ちますが、無水シャンプーのメリットはたくさんあります。
タオルで拭きとるだけでキレイになるので、お散歩後の手足拭きにも便利ですよ。
ジョイペット 水のいらない泡シャンプー犬用
プッシュすると泡が出てくるタイプの無水シャンプーです。
配合されているすべての成分は、食品にも使用される安全性の高いもの。
容器が小さいぶん量も少ないですが、持ち歩き用や手足のケア用として活躍してくれます。
洗い流さず使える ロハスジョーカー 泡ケアシャンプー
保湿効果のある大豆から作られたシャンプーで、ポンプを押すと泡が出てきます。
植物由来の成分ゆえに安全性が高く、なんと愛犬の食器洗い用としても使うことができます。
コットンに泡をのせて軽く染みこませれば、歯磨きシート代わりにもなりますよ。
ラスミック ソフィア ウォーターレスシャンプー デオドラント
愛犬の被毛にシュシュッと振りかけて使う、スプレータイプのシャンプーです。
泡の無水シャンプーより汚れ落ちは劣りますが、毛艶の改善や消臭効果はgood。
オレンジスイートの優しい香りが気持ちをリフレッシュしてくれますし、犬も嫌がらないと好評です。
愛犬にぴったりのシャンプーを探してみよう

いかがでしたでしょうか。愛犬に合いそうなシャンプーは見つかりましたか?
もし新しいシャンプーで異常が見られた時は、ひとまず使用を中止するようにしましょう。
犬の皮膚は人間よりもかなりデリケートなので、シャンプー選びは慎重に行う必要があります。
ぜひ愛犬の肌質をチェックして、ぴったりのシャンプーを見つけてみてくださいね!
あなたと愛犬との生活が、もっともっと楽しくなりますように。