愛犬が下痢に。うんちの回数も多い!その考えられる病気や原因、対処法について

愛犬が下痢に。うんちの回数も多い!その考えられる病気や原因、対処法について

犬の下痢は、食べ過ぎやストレス、冷えや食事の変更など、些細な理由で起こります。
なかには病気が原因で下痢を起こしていることもあるため、頻度や下痢の性状には注意が必要です。
今回は、犬の下痢の原因や考えられる病気、犬が下痢をした時の対処法について解説します。

こんな下痢は様子をみて。よくある下痢の原因と特徴

こんな下痢は様子をみて。よくある下痢の原因と特徴

犬が下痢をする原因には、食べ過ぎやストレス、食事の影響など様々なものがあります。
暑い時期は冷房病(クーラー病)で体調を崩し、消化不良を起こして下痢や嘔吐を起こすケースも。
軽度の急性下痢であれば、2~3日程度で治まることが多いため、数日様子をみましょう。

なお、犬が下痢をする原因で特に多いのは「食事」が関係するものです。
フードを急に新しいものに変えたり、消化に悪い食べ物を食べたりすると、犬は下痢をしやすくなります。
ドッグフードを切り替える際は時間をかけ、繊維質や脂が多い食べ物は与えないようにしましょう。

様子をみていい下痢の状況別·対処法を紹介

様子をみていい下痢の状況別·対処法を紹介

食べすぎ

食いしん坊の犬では、食べ過ぎによる下痢がよくみられます。
犬はもともと「ある時に食べておく」という本能を持っているため、食事量のセーブができません。
愛犬の食べ過ぎを防ぐため、食事の量は飼い主さんがしっかりと管理してあげましょう。

フードの変更による下痢

ドッグフードを変更する時は、切り替えに1~2週間ほど時間をかけましょう。
その際は、これまでのフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき、犬の腸がビックリしないようにします。
デリケートな犬は食事を変えること自体ストレスに感じることも多いため、頻繁な変更はNGです。

ストレスによる下痢

引っ越しや来客、ペットホテルへのお泊りなど、犬がストレスを感じる場面は多々あります。
なお、季節の変わり目は、気温や湿度の変化によってストレスを感じやすいため、特に注意が必要です。
日頃から十分にスキンシップを取っておき、愛犬のストレスを上手に解消してあげてくださいね。

犬が下痢をした時に考えられる病気は?

犬が下痢をした時に考えられる病気は?

これまで紹介したものは一時的なものですが、なかには病気が原因の下痢もあります。
犬が下痢した場合に考えられる主な病気としては、消化器疾患·内臓疾患·感染症·寄生虫感染·中毒があります。

消化器疾患 胃腸炎、膵炎、胃潰瘍、食物アレルギー etc
内臓疾患 悪性腫瘍、肝炎、膵外分泌不全、副腎皮質機能低下症(アジソン病)、熱中症、急性腎不全 etc
感染症 犬パルボウイルス感染症、犬ジステンパーウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症、レプトスピラ感染症、大腸菌·サルモネラ菌などの感染 etc
寄生虫感染 回虫症、瓜実条虫症、鞭虫症、ジアルジア寄生虫症、マンソン裂頭条虫症、鉤虫症 etc
中毒 薬、チョコレート、アロエ·アジサイ·ヒヤシンスなどの植物、農薬 etc

若い犬は誤飲・誤食による下痢に注意!

若い犬は誤飲・誤食による下痢に注意!

犬の異物誤飲·誤食による下痢は、1~3歳頃に多く発生するトラブルです。
特に好奇心旺盛で活発な性格の犬は、飼い主さんが予想もしないものを誤飲してしまいがち。
1歳未満の子犬の場合、食べていいものと悪いものの区別がつかないため、なんでも口にしてしまう傾向があります。

もし犬が誤飲·誤食をしてしまったら、速やかに動物病院で処置を受けましょう。
可能であれば食べてしまったものを持参し、獣医師に「いつ」「何を」「どれくらい」食べてしまったのか伝えてください。
誤飲·誤食はいつでも起こりうるため、普段から夜間など緊急時に受診できる動物病院を探しておきましょう。

食物アレルギーによる下痢が少しずつ増えている

食物アレルギーによる下痢が少しずつ増えている

一昔前に比べると、食物アレルギーを持っている犬は非常に多くなりました。
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれるタンパク質に免疫が過剰反応してしまうものです。

食物アレルギーの犬では、下痢や嘔吐、皮膚炎などの消化器症状がよくみられます。
愛犬が慢性的に下痢をしている時は、普段食べているドッグフードにアレルゲンが含まれているのかも。
愛犬に食物アレルギーの疑いがある場合は、かかりつけの動物病院に相談してみてくださいね。

下痢の色や愛犬の様子をチェック!おかしければ病院へ

下痢の色や愛犬の様子をチェック!おかしければ病院へ

何度も繰り返し下痢をしたり、食欲や元気がない時は、動物病院を受診しましょう。
内臓疾患など、重篤な病気による下痢を放っておくと、場合によっては命に関わることもあります。
動物病院では便の検査を行うことが多いため、あらかじめ便を持っていけるといいですね。

なお、便の色がおかしかったり、異物が混じっている場合も、獣医師の診察を受けるべきです。
下痢が赤い場合は出血性胃腸炎の可能性があり、反対にどす黒い下痢は内臓からの出血が疑われます。
誤飲による嘔吐は中毒や腸閉塞につながる場合もあるため、様子見はしないようにしましょう。

便は体調のバロメーター

便は体調のバロメーター

便は体調のバロメーターであり、犬の下痢は飼い主さんが気付きやすい症状のひとつ。
ひとくちに下痢といっても、自宅で様子をみても良いものから、適切な対処が必要なものなど、様々です。
なかには病気が隠れている場合もあるため、不安に感じた時は動物病院で診察を受けましょう。